おとぼけ花子の部屋

花子の経験談、頭の中で考えていること

やる気ゼロ。気分だだ下がりで仕事スタート

お題「#この1年の変化」

書こうと思っていたのにもう応募期限が過ぎてしまっていました。

今年の目標→「今できることは今する!」を既に何回も破ってしまっていますが、

自己肯定感を保つために、

 

「私も人間ダカラ・・・。

 むしろ人間味があって良い!」

 

と言っておきましょう。

 

では、早速!

 

私は昨年度2020年には、海外に海外研修に行く予定でした。

やっと決心がついて研修の選考試験に申し込み、なんとか獲得した研修の権利。

こんなズボラで自分の好きな旅や食べることにしか興味が無い自分に何ができるのか?と内心思いながらも、せっかく獲得した海外研修。楽しめるところは存分に楽しもうと心躍らせてもいました。

 

しかし、コロナの感染範囲が中国から世界・・・日本・・・とどんどんと広がっていき、あっという間に海外渡航は完全にできない状況になっていました。

 

3月のギリギリまで海外研修の実施の可否は検討されていたので(渡航は8月ごろを予定していたため)、私もなんとか行けるだろうとギリギリまで思っていました。

 

祈れど祈れど、次隊は悪化していく一方、

私が勤める学校も全校一斉休校の宣言を受けて急に休校。

 

「あぁ、もうこれはダメかもしれない」

 

そう思いました。

そして案の定、研修主催側からも

「今年中の海外研修は中止」

と報告を受けました。

 

私はこの報告を受ける前から家族に

「今年はやめておいた方がいいのでは?」と言われていたので

もう派遣の権利は半ば辞退する気ではいましたが、

 

はっきりと「中止」と言われると

正直本当にがっかりしました。

 

こんなにがっかりしたのは、

失恋以来です。笑

 

教員という仕事はやりがいがあります。

辛いこともありますが、楽しい場面もたくさんあります。

 

でも飽き性の私には、

10年同じ仕事を続けていると、だんだんと新鮮さが薄れてきて、

自分で自分の気持ちを切り替えることが難しくなってきていました。

 

なので、このタイミングで海外生活ができることは、

大変なことよりも、心のリフレッシュにうってつけだと思っていました。

 

そういうわけで、本当にがっかりでした。

 

世の中は、コロナ関連で失業をしたり給料が下がったり生活が苦しくなっている人がたくさんいる中で、教員という仕事と居場所があることは本当にありがたいことです。

 

しかし、私は4月からの復職を心から喜んではいませんでした。

 

4月、子どもがいない学校に週に何日か出勤をし教材を作ったり、教材研究をしたり、今後の学習のカリキュラムや行事の再検討や修正等を行って過ごしていました。

 

そのとき、

「はなこさん、海外行けなくて残念だったね。でも私たちは花子さんが残ってくれて嬉しいよ(助かるという意味?)」

と言ってくれる同僚もいれば、

 

「花子さんって本当に不運だよね」

と言ってくる同僚もいました。

 

両方当てはまるなと思います。笑

 

 

 

でも、3月になった今一年前の事を思い返してみると、

 

私以外にも海外に行けなくなったり、結婚式ができなくなったり、

学校に行けなくなったり、就職が取り消しになったり、

 

がっかりすることは、私以外の他の人にも当たり前のように起こっていたよなと思います。

 

一方で、コロナを機に新しい試みを始めて成長した人もたくさんいることでしょう。

 

この一年で私が学んだことは一体なんなのでしょう。

 

一つ目は、お金に関する知識が増えたこと。

 

例えば、自分の毎月の支出はいくらで、節約するためにはどこを削れることが有効かや、保険の考え方、NISAを使った投資のことなどです。

 

「お金は、貯めるもの!」と言う概念しか持っていなかった私にとってこの知識を得たことは、大きかったと思います。

老後のお金の不安も、無知の時に比べると断然軽くなりました。

 

二つ目は、大切な人は誰か気づけたこと。

 

コロナ渦で流行ったZOOMを使って、4〜6月は友達とよく話をしたと思います。

近くに住んでいるけれど会えない友人や元同僚、遠くに住んでる友人。

様々な友人と話をし、

 

相談に乗り合ったり、励まし合ったりする中で、

いつまでも繋がっていたいと思える友人の存在が尊く感じ、大切にしようと思うようになりました。

 

三つ目は、仕事で必要な知識が増えたこと。

 

6月以降、学校は本格的に始まってからは、やはり毎日が忙しく学んでいるようなただこなしているだけのようなそんな日も少なくありませんでしたが、

今年一緒に組んだ後輩の姿からたくさんのことを学びました。

 

本来であれば、先輩の自分が教えてあげる立場であるはずなのですが、

後輩の発想力や落ち着きは私には無いもので、

他学年のベテランの教員からのアドバイス

この子はこのように活用するのか!なるほどー!!と

本当に勉強になりました。←情けない・・・

 

でも、コロナで復職していなければ、この後輩と組んで仕事をすることはなかったので、これは本当にラッキーだったと思います。

 

中学生の卒業式で、

バレー部のMちゃんが

 

「我以外皆師」

 

という言葉をアルバムに書いてくれましたが、

本当にその通りだなと思いました。

 

そうすると、仕事に関する知識のような自分自身の性格やキャパシティの問題もあると思いますが、今年受け持った子どもたちにももちろんたくさんのことを学びました。

 

特に、、、アンガーマネジメントについて。笑

 

「怒りたくなった6秒数える!」

 

これは本当に効きますね。笑

 

今後も胸に刻みまくって生きていきます。

 

最後は、目標を持って毎日コツコツと継続することの大切さを知ったこと

 

「よし!明日は、あの定食屋さんに行くぞー!」

と言いながら、次の日仕事をだらだらとして残業してしまい、

それを言い訳に行くと言っていた定食屋に息そびれているうちに

行きたかった定食屋が潰れてしまってどうしようもなくなった。。。

 

ということからも学べるように・・・

 

←ちゃううやろ〜!!

(あんたは、過去に海外派遣行く行く!言っておきながら、なかなか選考試験を受けんと、やっと受けて選考受かった思たらコロナが来て行けんくなって、仕事に対するモア地ベーションが駄々下がりでにっちもさっちもいかんくなったってだけやろーーー)

 

 

明日明日、、

と先延ばしにしていたらいざやろうとした時に結局スタートを切れずに気持ちが下がり、何も変わらない毎日をただただ消費していくだけになるということです。

 

 

もし私が、

「海外研修が決まったから、せめて毎日10個は新しい単語を覚えよう!」

「せめて、基礎文法だけはマスターしておこう」

など、小さくても目標を決めて毎日コツコツと学習の積み重ねをやっていたのであれば、

 

仮に海外研修がダメになったとしても、

英語力を生かして、外資系や多国籍な同僚が働く会社に転職をすることだってできたかもしれません。

 

もし私が、

3ヶ月プログラミングの勉強を続けていたとしたら、

教員を辞めて、将来ノマド生活が叶うようなエンジニアの道を一歩踏み出していたかもしれません。

 

でも、私は今年はやりませんでした。

でも、それではダメだったんだ、、、、と気付いたので、

 

今年は、ブログの更新、そして英語の勉強を継続的に続けて行こうと強く思いました。

 

ささやかですが、Duoringoという英語学習アプリは、毎日継続して73日目です。

ほんの15分でも、英語に触れる機会を持つと、ボキャブラリーも少しずつ増えてくるものですね。(^^)

 

他にもDMM英会話を今2ヶ月ちょっとほぼ毎日継続しています。

この2ヶ月で、自分の好きなことや簡単な健康に関する意見は言えるようになりました。

 

 

まだまだ力不足、怠け癖は抜けきっていませんが、

この一年で考え方や習慣が少しずついい方向に変化してきているのは体感としてあります。

 

そう思うと、「がっかり」で始まったこの一年も学びの多い一年であったのかなと思えてきます。

 

でも、本番はこれからだと私は思います。

 

この経験を2021年、「今」に生かしてこそ、

価値が高まると思います。

 

 

ビジョンを持って、今年やるべきことを明確にして、

2021年も精一杯できることをコツコツ続けていれば、やってみたかった海外生活もきっといつか実現できると思います。

その時には、今やっている英語学習や身につけたお金の知識が生きてくると思います。

 

そして仕事で学んだことは、言語活動についてやファシリテーターコーチングやメンター的関わり方やカウンセリング力などは、今後の仕事にきっと生きてくると思います。

 

予定なく立ち止まってしまった時こそ、力を蓄えて。

でもそれに縛られすぎないように。

淡々と。

目標を明確にしかなが淡々と。そして楽しんで。。

 

そうして、自分が生きたい人生を生きていきたいなと思います。

 

 

悩んだら、またこのブログを読み返します。